障害福祉サービスは、スタッフが施設や現場にてさまざまな作業を行うため、そのすべてを一元管理するのが大変です。そのような場合に役立つのが、障害福祉サービスに特化している請求ソフト・システムです。
今回は実際の現場で広く使われているおすすめの請求ソフト・システムを6つ紹介します。新たなサービス導入を検討中の方などは、参考にしてください。
目次
ケア・オール(株式会社SANN)

引用元:https://care-all.jp/
| 会社名 | 株式会社SANN |
|---|---|
| 住所 | 東京都港区港南2-5-7 港南ビル6F |
| 電話番号 | 03-6712-0666 |
日々の記録を請求業務へつなげられるため、紙やExcelで別々に管理している事業所の業務効率化に役立ちます。利用者ごとの情報を一元化できれば、職員間の共有もしやすくなり、支援内容の確認や申し送りの精度向上にもつながります。
家族や関係機関との情報共有にも対応しており、支援の見える化を進めたい事業所にも向いています。
支援記録から請求業務まで一元管理できる
ケア・オールは、支援記録の入力から各種請求管理までをクラウド上で一括管理できるシステムです。日々の支援記録や日誌を入力しておくことで、実績記録や請求業務につなげやすくなり、月末月初に発生しやすい転記作業や確認作業の負担を軽減できます。国保連請求や利用者への実費請求をひとつのシステムで管理できるため、請求関連の作業を紙・Excel・別ソフトで分けている事業所にとって、業務の整理がしやすい点が魅力です。
記録と請求の情報が連動しやすくなることで、入力漏れや確認漏れを防ぎやすく、担当者の属人化を抑えたい場合にも役立ちます。
直感的な操作で現場に定着しやすい
ケア・オールは、誰でも使いやすい画面設計を意識した業務支援アプリとして紹介されています。支援記録はテンプレートから選んで入力できるため、記録内容のばらつきを抑えながら、職員ごとの入力負担を減らしやすいのが特徴です。さらに、AI搭載の音声入力にも触れられており、パソコン操作が苦手な職員や現場で手早く記録を残したい職員にも使いやすい設計といえます。障がい福祉の現場では、支援そのものに時間を割く必要があるため、記録業務に時間がかかりすぎると職員の負担が大きくなります。
家族や関係機関との情報共有にも活用できる
ケア・オールは、業務効率化だけでなく、支援内容を家族や通所先などの関係機関へ共有できる点も特徴です。支援記録や活動記録をリアルタイムに共有できれば、離れて暮らす家族にも日々の様子が伝わりやすくなり、事業所への安心感にもつながります。障がい福祉サービスでは、本人・家族・関係機関が同じ情報を把握しておくことが重要です。情報共有がスムーズになれば、体調変化や生活面での気づきも早めに共有しやすくなります。
かんたん請求ソフト(株式会社LITALICO)

引用元:https://www.fukushisoft.co.jp/
| 会社名 | 株式会社LITALICO |
|---|---|
| 住所 | 東京都目黒区上目黒2-1-1 中目黒GTタワー15F/16F/20F |
| 電話番号 | 03-5704-7358 |
請求機能に絞って導入しやすい点が特徴で、開所直後の事業所や、まずは国保連請求を効率化したい事業所に向いています。障害福祉サービスの請求は、加算・実績の確認、提出データの作成など細かな作業が多いため、はじめて請求を担当する方にとって負担の大きい業務です。
かんたん請求ソフトは、実績入力から請求書類作成までの流れを簡略化し、請求担当者の負担軽減をサポートします。
Excel入力で書類を作成しやすい
かんたん請求ソフトは、日々の実績を入力することで、国保連への請求書や利用者向けの請求書・領収書、代理受領通知書などを作成できる請求支援ソフトです。入力にはExcelを使えるため、専用システムに不慣れな職員でも始めやすく、既存の業務感覚に近い形で運用できます。開始時刻や終了時刻、加算の有無など、請求に必要な項目を整理して入力できるため、簡易入力ソフトよりも作業しやすい環境を整えたい事業所に向いています。普段からExcelで利用実績や出欠情報を管理している事業所であれば、導入後の運用イメージもつかみやすく、現場に無理なくなじませやすい点もメリットです。
幅広い障害福祉サービスに対応している
かんたん請求ソフトは、就労移行支援、就労継続支援A型・B型、障害者グループホーム、児童発達支援、放課後等デイサービスなど、幅広い障害福祉サービスに対応している点が特徴です。複数サービスを運営している法人や、今後サービス拡大を検討している事業所では、サービスごとに別々の請求環境を用意するよりも、同じソフトでまとめて管理できるメリットがあります。サービス種別によって必要な請求項目や加算の考え方は異なるため、対応範囲の広いソフトを選ぶことは重要です。かんたん請求ソフトは、請求業務を標準化したい法人や、事業所ごとの運用差を減らしたい場合にも使いやすいソフトといえます。
請求初心者でも相談しやすいサポート体制がある
かんたん請求ソフトは、請求業務に慣れていない方でも利用しやすいサポート体制を強みとしています。障害福祉サービスの請求は、サービス種別や加算、実績入力、国保連への提出など確認項目が多く、初めて担当する場合は不安を感じやすい業務です。操作のしやすさだけでなく、導入後のサポートも重視されているため、専任の請求担当者がいない小規模事業所や、開所直後で請求業務に不慣れな事業所にも適しています。安心して請求業務を始めたい事業所に向いているソフトです。
絆Coreあすなろ(株式会社内田洋行)

引用元:https://www.uchida.co.jp/system/welfare/sjs/kizunaw_fukushi/
| 会社名 | 株式会社内田洋行 |
|---|---|
| 住所 | 東京都中央区新川2丁目4番7号 |
| 電話番号 | 0120-077-266 |
モバイル端末との連携やクラウド連携にも対応しており、現場記録と事務処理をつなげたい事業所に向いています。大規模法人や複数拠点を持つ事業所でも、情報を統合的に管理しやすいシステムです。
請求業務だけでなく、日々の支援記録や職員間の情報共有まで含めて、福祉サービス全体の業務改善を進めたい法人に適しています。
総合的な業務支援ができる
絆Coreあすなろは、障害者総合支援法に対応した障がい者福祉システムとして紹介されています。単なる請求ソフトではなく、利用者情報、支援記録、請求データ、職員間のコミュニケーションなど、福祉サービス業務に必要な情報を総合的に扱える点が特徴です。請求だけを効率化するのではなく、日々の記録や情報共有まで含めて業務全体を見直したい事業所に向いています。紙や個別ファイルで分散していた情報を集約し、組織全体で活用しやすくできます。
モバイルデバイス連携で現場記録を効率化できる
絆Coreあすなろは、モバイルデバイス連携に関する機能ページも用意されており、現場での記録業務を効率化しやすいシステムです。支援現場では、あとから事務所でまとめて記録すると、内容の抜け漏れや記憶違いが起こりやすくなります。スマートフォンやタブレットなどを活用して記録を入力できれば、支援内容をタイムリーに残しやすく、情報共有のスピードも上がります。現場で入力した内容を事務処理や請求関連の確認に活用できれば、二重入力の削減にもつながる点が魅力的です。
認証や権限管理によるセキュリティ対策も重視されている
障がい福祉サービスでは、利用者の個人情報、支援内容、医療・生活に関する情報など、慎重に扱うべきデータが多くあります。絆Coreあすなろは、認証や権限管理によるセキュリティ対策にも触れられており、情報を安全に扱いたい法人に向いています。職員ごとに閲覧・操作できる範囲を管理できれば、必要な人が必要な情報にアクセスしやすくなる一方で、不要な閲覧や情報漏えいのリスクも抑えられます。複数拠点や大人数で運用する事業所ほど、情報管理のルールを統一することが重要です。
絆Coreあすなろは、業務効率化とあわせて、法人全体のセキュリティ管理を強化したい場合にも検討しやすいシステムです。
ケアコラボ(ケアコラボ株式会社)

引用元:https://page.carecollabo.jp/
| 会社名 | ケアコラボ株式会社 |
|---|---|
| 住所 | 東京都世田谷区尾山台3丁目33−12 ノアマンション3F |
| 電話番号 | 03-6868-3542 |
請求ソフトというよりも、日々の記録や申し送り、情報共有、家族連携を強化したい事業所に向いたシステムです。写真や動画での記録、申し送りの共有、計画書の作成・共有などにも対応しており、記録を単なる事務作業ではなく、支援の質向上に活かしたい事業所に適しています。
現場の気づきや利用者の変化を記録として蓄積しやすいため、チーム全体で利用者の状態を把握しながら支援したい場合に役立ちます。
スマホ感覚で使えるシンプルな記録画面
ケアコラボは、スマホの操作に近い感覚で記録できるシンプルな画面設計を特徴としています。記録ICTツールに苦手意識があるスタッフでも使いやすいように設計されており、日々の記録業務のスピード向上をサポート可能です。障害福祉サービスの現場では、職員のITスキルに差があることも多く、操作が複雑なシステムは定着しにくい場合があります。記録システムは導入するだけでなく、現場の職員が継続して使えることが重要です。
申し送りや利用者情報を一元化して共有しやすい
ケアコラボでは、ケアに関する情報を利用者中心に整理し、職員間で共有しやすくできます。申し送りにはコメントやリアクションを付けられるため、単に情報を保存するだけでなく、職員同士の気づきや確認も残しやすい点が特徴です。利用者情報、生活リズム、支援記録、計画書などを一元化できれば、担当者が変わった場合でも状況を把握しやすくなります。障害福祉の現場では、ちょっとした体調変化や行動の変化が支援方針の見直しにつながることもあります。
ケアコラボは、情報共有の遅れや伝達漏れを減らし、チーム全体で支援の質を高めたい事業所に適したシステムです。
家族との情報共有で信頼関係を築きやすい
ケアコラボは、記録をご家族にも共有できる機能を備えています。おたよりや連絡帳のように、日常の生活の様子を伝えられるため、家族が事業所での様子を把握しやすくなります。文章だけでなく写真や動画の記録にも対応しており、文字では伝わりにくい表情や行動の変化も共有できます。障害福祉サービスでは、家族との信頼関係が支援の継続性にも関わります。
日々の様子が見える形で共有されることで、家族からの相談や要望も受け取りやすくなり、支援方針のすり合わせにも役立てられる点も魅力です。
かべなしクラウド(株式会社エス・エム・エス)

引用元:https://kabe-nashi.jp/
| 会社名 | 株式会社エス・エム・エス |
|---|---|
| 住所 | 東京都港区芝公園2-11-1 住友不動産芝公園タワー |
| 電話番号 | 03-6721-2400 |
就労系サービス、相談支援、生活介護、グループホーム、障害児通所支援など複数のサービスに対応しており、紙やハンコを使った業務を減らしたい事業所に向いています。記録、請求、帳票管理をまとめて見直せるため、日々の業務効率化だけでなく、書類管理の精度を高めたい事業所にも最適です。
電子サインで紙・ハンコの運用を減らせる
かべなしクラウドは、電子サイン機能により、サービス提供実績記録票や帳票への同意確認をペーパーレス化しやすい点が特徴です。紙に印刷して押印・サインをもらい、保管する運用は、職員にも利用者にも負担がかかります。電子サインを活用すれば、記録や帳票への確認作業をシステム上で完結しやすくなり、印刷・郵送・保管の手間を削減できます。紙の書類が増えると、紛失防止や保管場所の確保、必要書類の検索にも時間がかかります。
国保連請求や工賃計算まで幅広く対応している
かべなしクラウドは、利用者情報管理、支援記録・帳票作成、国保連請求、工賃・賃金計算、メール交付など、障害福祉事業所の業務を広くカバーしています。特に就労系サービスでは、日々の実績管理に加えて工賃計算も発生するため、請求ソフトだけでは対応しきれない業務が残りがちです。かべなしクラウドは、支援記録や実績と関連する業務をまとめて管理できるため、複数のExcelや紙帳票を使い分けている事業所の負担軽減に役立ちます。記録と請求、工賃計算の情報が分断されにくくなることで、確認作業の効率化や入力ミスの防止にもつながります。
法令に沿った帳票管理と運営指導対策がしやすい
かべなしクラウドは、法令やガイドラインに沿った帳票作成・管理、運営指導対策を意識した設計が紹介されています。個別支援計画の原案・本案、モニタリング、サービス提供実績記録票など、障害福祉事業所では整備すべき書類が多く、抜け漏れがあると運営指導時に指摘を受ける可能性があります。電子サインや帳票管理機能を活用すれば、確認状況や交付状況も管理しやすくなるのが強みです。必要な書類をシステム上で整理しておけるため、確認したい情報を探す時間も短縮しやすいです。
SangaZ(株式会社ザイラス)
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引用元:https://www.zyrus.jp/welfare_it
| 会社名 | 株式会社ザイラス |
|---|---|
| 住所 | 東京都千代田区九段北1-14-12 JP九段ビル6F |
| 電話番号 | 03-3265-0010 |
利用者情報、候補者情報、受給者証、個別支援計画、契約書、支援記録、請求情報などを一元管理できる点が特徴です。国保連請求に必要なCSVファイルや関連帳票の出力にも対応しており、現場管理と請求業務をまとめて効率化したい事業所に向いています。
利用者の契約前後の情報やサービス提供状況を整理しやすいため、事業所運営をデータで把握したい法人にも最適です。
契約前の候補者情報まで管理できる
SangaZは、契約済みの利用者だけでなく、契約前の利用候補者情報も管理できる点が特徴です。見学や体験利用、受給者証取得や個別支援計画作成など、正式な利用契約に至るまでのプロセスを管理・チェックできます。障害福祉サービスでは、問い合わせから契約までに複数の手続きが発生し、対応漏れがあると利用開始の機会を逃すこともあります。候補者段階から情報を整理できれば、見学後のフォローや必要書類の確認も進めやすくなります。
利用者情報・支援記録・請求情報を一元管理できる
SangaZでは、利用者の基本情報・関係者情報・受給者証・個別支援計画・契約書・サービス利用予定などをまとめて管理できます。紙、Excelなどに情報が分散していると、必要な情報を探すだけでも時間がかかり、職員間の認識違いも起こりやすくなります。利用者ごとの情報がまとまっていれば、支援内容の確認や請求前のチェックも行いやすくなります。SangaZは、利用者に関する情報をひとつのシステムに集約し、事業所内や事業所間で情報を共有しやすくしたい法人に適しています。
国保連請求やデータ可視化をサポートしている
SangaZは、事業所や利用者の情報、サービス提供実績、加算情報をもとに、国保連請求のためのCSVファイルや関連帳票を出力できます。また、実費負担を含めた利用者への請求書や領収書の作成にも対応しています。さらに、登録された利用者情報は多様な条件で検索・集計でき、日々の利用状況や契約状況を事業所単位・本社単位で確認できます。請求業務の効率化だけでなく、運営状況を数字で把握したい事業所にも向いています。
複数事業所を運営している法人であれば、各事業所の状況を比較しながら、稼働状況や利用者数の変化を確認する用途にも活用しやすいでしょう。
まとめ
障害福祉サービスの請求ソフト・システムについて、おすすめできる6つをそれぞれ紹介しました。日々の多岐にわたる作業を効率よく進めていくためにも、これらサービスの導入は大切です。利便性やかかるコスト、実際の評判などさまざまな面を考慮しつつ、最適なシステムを導入してみましょう。今回紹介した6つのソフト・システムは、各福祉施設やスタッフからの評判もよい製品です。
導入に興味がある方は、お問い合わせや資料請求へ進んでみてはいかがでしょうか。




